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2025年10月31日金曜日

自作のポエムを載せる試み「一年間」






「一月」

しかくい会社に
雪が積もりました
しかくい会社は
仕事が遅れました
みんな怒っていたけれど
しかくい会社のすみっこに
まあるいまあるい雪だるま
みんな怒っているけれど
だれもかれも
雪だるまを少し見ました






「二月」

ちょこがちょこっとありまして
ちょこちょこちょこちょこやってきて
こちょこちょこちょこちょわらってて
馬鹿とか阿保とかほざいてます
ちょこちょこちょこちょこあるいてて
ちょっとは見ろよと怒ってます






「三月」

「菜の花ってなんか臭い」
「土筆は頭がおいしいのに」
「桜より梅が好き」
反抗期の延長線
青春はまだ続きます






「四月」

女の子の
ズボン
男の子の
リボン
カラフルな
ランドセル
今年も
ソメイヨシノは
元気だけを
おもいます





「五月」

桜餅の葉っぱはおいしいのにね
柏餅の葉っぱはおいしくないね
いつかたべたいね
柏餅の全部





「六月」

雨が好き
虹が出るからとかじゃない
雨そのものが好き
でも
雨ばかりの世界だったら
みんな雨が好きだったら
私は
晴れが好きとか言うのだろう






「七月」

入道雲のこどもたちが
空を泳いでいました






「八月」

陽炎の揺れるアスファルト
元気に歌う街宣車
交尾しながら飛ぶトンボ
どこまでも
どこまでも
八月でした






「九月」

中途半端な形の月が
名は知らないが少し好き
誰も見ないから少し好き
誰もが知ってる満月は
興味ないけどとっても好き
月が綺麗と言えるから
貴方とお話できるから






「十月」

テストで満点を取ったので
ぱぱはおかしをくれました
ままにいたずらして怒られても
ぱぱはおかしをくれました
とくになにもない日でも
ぱぱはおかしをくれました

会社の帰り
コンビニで買った
おまけつきの
不器用なキャラメル







「十一月」

どうぶつたちは眠っています
虫たちは死んでしまったのでしょうか
まだ暖色のお庭ですが
来月には真っ白になるのでしょう
そして何事もなかったように
花が咲くのでしょう
夢を見ているのでしょうか
眠っているのでしょうか







「十二月」

サンタさんはいるんだよ
それがパパでも
それがママでも
サンタさんはいるんだよ
プレゼントがなくなっても
ほしいものがなくなっても
サンタさんはいるんだよ

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